<魚類飼育の場から「ゆとり」を求める場へ環境を転換> |
昭和62年は本格的にやろうと約4畳半タイプ(断熱材15mm仕様)の物置を建てました。将来の想定2400×600×600 |
の水槽用に、10cm角の桧製台を建具屋さんに製作してもらい、当面は1200水槽を2本並べて使用することとしました。今回は |
ガスファンヒーターとエアコンを導入して水温コントロールに力を入れることにしました。この頃はアロワナやピラルクなどの大型魚 |
を中心に飼育していた時代。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
平成4年頃には数多い水槽を使っていろいろな種類の魚を飼っていると世話に追われる日々が続き、求めていた「ゆとり」が生まれ |
ない生活を感じてしまいました。このままではいけないと思い、水槽をすべて手放し・・・約一年後、計画をまとめ導入準備に入りま |
した。2400水槽では大小交えた熱帯海水魚を泳がせ、一方の円柱水槽は生サンゴやエビなどの無脊椎専用としました。今回は水量 |
が多い事もあって海水専用の冷却器も導入する事にしました。殺菌等やプロテンスキーマーも大型を設置し、水銀灯などの照明はタイ |
マーコントロールにしました。他に書棚とステレオ装置とマッサージチェアーも持ち込みました。・・・・・・・・・・・・・・・・ |
平成8年に以前の四畳半タイプを解体撤去して、スズキハウス鉄鋼系ミニハウス六畳タイプを新築。床をピアノ設置用にして、耐重 |
量&耐防水性のある仕様にしました。それと今回は濾過系統を別室にすることを計画し、機密性&断熱性ともに向上が認められたので |
、年間を通してのルームエアコンによる室温コントロールが可能となり、これによって水槽の結露などが解消されました。濾過室は約 |
一畳ほどの広さのものを自作し、この濾過室には常時100リットル程度の海水を循環濾過及びエアーレーションした状態でストック |
できるものも設置しました。水温コントロールは以前と同様でしたが、別室にしたことでコンプレッサーや揚水ポンプのノイズから解 |
放され、快適な空間が確保されたので大型の音響装置と映像機器を持ち込みました。水槽前面にはブラインドを取り付け、通常は水銀 |
灯の部分のみ隠し、プロジェクター使用時は光で魚を脅かさぬように水槽全体を覆うようにしました。スーパーウーファによる振動は |
ちょっと可哀想でしたが、いつでも真っ暗な空間で大画面映像が楽しめる環境ができきました。水槽の照明だけを点灯して、魚の泳ぐ |
姿を見ながら「ワインを一杯」飲むことも可能になります。また、BGMにはCDが流れる環境が出来ました。(何という贅沢!)・ |